「最近、顔が疲れて見える」「フェイスラインがぼやけてきた」──40代になると、こうした悩みを感じる人も多いはずです。
その原因は、加齢による筋力低下や皮膚のハリ不足、さらに日常生活での姿勢の悪さや血行不良など、さまざまな要因が重なって起こります。
しかし、諦めるのはまだ早いのです。毎日数分、自宅でできる簡単なケアを続けることで、顔の印象は大きく変わります。
今回は、特別な器具や高額なエステに頼らずにできる、40代から始めても十分効果が期待できるフェイスリフトアップ習慣をご紹介します。
1. 朝の「顔ほぐしマッサージ」
朝起きたとき、顔がむくんでいたり、肌がぼんやりしていると感じたことはありませんか?
それは睡眠中の血行不良や老廃物の滞りが原因です。
両手の指の腹を使い、こめかみから耳の前へ、やさしく円を描くようにマッサージしましょう。
強く押しすぎず、あくまで心地よい力加減で行うのがポイント。1〜2分で顔色が明るくなり、むくみが取れやすくなります。
2. 舌回しエクササイズ
ほうれい線や口元のたるみは、口周りの筋肉の衰えが大きな原因です。
口を閉じたまま、舌で歯茎の外側をぐるっとなぞる「舌回し運動」は、顔の下半分の筋肉を刺激します。
右回り10回、左回り10回を1セットとして、1日2〜3回行いましょう。
最初は顎が疲れますが、それは筋肉がしっかり使われている証拠です。
3. 頬の「リフトアッププッシュ」
頬が下がると、顔全体が老けた印象になります。
人差し指と中指で頬骨の下を軽く押し上げ、5秒キープする動きを5回繰り返します。
この時、口角を上げながら行うと、表情筋も一緒に刺激できます。
テレビを見ながら、入浴中などの“ながらケア”にもぴったりです。
4. 姿勢改善ストレッチ
意外かもしれませんが、首や肩の位置が悪いと、顔のたるみが加速します。
猫背やスマホ首は、あご下のたるみや二重あごを引き起こす大きな要因です。
壁に背中と後頭部をつけ、あごを軽く引いて深呼吸しながら30秒キープしましょう。
これを1日数回行うことで、姿勢が整い、自然とフェイスラインがすっきりしてきます。
5. 表情筋トレーニング「い・う・え・お」
表情筋は意識して動かさないと衰えてしまいます。
顔全体を大げさに動かしながら「い・う・え・お」と発音することで、顔の筋肉をまんべんなく鍛えることができます。
1日3セット、鏡を見ながら行うと、表情の癖や左右差にも気づきやすくなります。
続けるためのコツ
- 習慣化できる時間に組み込む:朝のスキンケア後や入浴中など、毎日同じタイミングで行うと続けやすい。
- 短時間からスタート:最初は3〜5分程度でOK。慣れてきたら少しずつ回数や時間を増やしましょう。
- 変化を記録する:1週間ごとに写真を撮ると、効果を実感しやすくモチベーションが保てます。
まとめ
フェイスリフトアップは、年齢を重ねたからといって諦める必要はありません。
むしろ、40代から始めることで「老化のスピードを遅らせる」ことができ、未来の見た目年齢をぐっと若く保つことが可能です。
今回紹介した5つのケアは、どれも特別な道具を必要とせず、自宅で今日から始められます。
ぜひ、毎日の習慣に取り入れて、数ヶ月後の自分の顔を楽しみにしてみてください。
コメント