夏なのに体が冷えるのはなぜ?
真夏の暑い日でも、「手足が冷たい」「体の芯が冷えている」そんな感覚に悩んでいませんか?
実は夏の冷え性は、体のバランスが崩れているサインかもしれません。放置すると秋冬に冷えが悪化し、免疫力低下や体調不良につながることもあります。
夏の冷え性の主な原因
1. エアコンによる体温調節機能の低下
長時間エアコンの効いた部屋にいると、体が「熱を作らなくていい」と判断し、血流や代謝が低下します。特に首・足元は冷えやすく、全身の血行不良につながります。
2. 冷たい飲み物・食べ物で内臓が冷える
夏はつい氷入りのドリンクや冷たい麺類を選びがち。これらは内臓を直接冷やし、体の中心部の温度(深部体温)を下げてしまいます。
3. 薄着による血流の悪化
肩や足首を出すファッションは涼しい反面、血流の要所を冷やしやすく、手足の冷えを悪化させます。
夏の冷え性が招く不調
-
肩こり・頭痛:血流不足で筋肉がこわばる
-
胃腸の不調:内臓冷えによる消化機能の低下
-
疲れやすさ:代謝低下でエネルギー不足
-
免疫力低下:体温低下で免疫細胞の働きが鈍くなる
夏の冷え性改善法
1. エアコン環境を見直す
-
温度は27〜28℃を目安に
-
風向きを直接体に当てない
-
冷えやすい足元は靴下やブランケットで保温
2. 温かい飲み物を1日1杯
朝や夜は白湯やハーブティーで内側から温めましょう。
冷たい飲み物を飲むときは氷を抜き、常温に近づける工夫を。
3. 軽い運動とストレッチ
朝のウォーキングや寝る前のストレッチで血流を促進。
特にふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、冷え対策に重要です。
4. 首・手首・足首を温める
スカーフやアームカバー、レッグウォーマーなどで血管の集まる部位を守ると効果的。
まとめ
夏の冷え性は、単なる季節的な不快感ではなく、体の不調のサインです。
エアコンや冷たい食べ物は上手に取り入れつつ、日常のちょっとした工夫で体温を保ちましょう。
「夏こそ温める習慣」を意識すれば、秋冬も元気に過ごせます。
コメント